トップ > 理事長挨拶
自然災害は漸く一段落し、世界秩序のDEI(多様性・公平性・包括性)を否定した米国トランプ政権は多くの国々から否定と妥協点を要求され、一日も早い世界平和と互恵関係を復活させた経済体制に向かって変化し始めたか!?と感じます。日本国は今後すべての産業において相互関税による無駄な物価高を一時は想定する覚悟も必要です。又、民族間の恨みに大国の野望が絡んだ戦争が解決に至らない今、日本政府は更に強かな外交政策によって協調可能な国々と共に互恵関税の復活を目指す使命があります。この世界の八方塞がりを解消するには世界の史実に参考事例を見つけ、現代に相応しい最適解を求め続ける姿勢が重要です。一時も油断できない時代を、我々は生きています。
さて、辺りは新緑の季節を迎えました。GW連休も終えたばかりの今、一部の学生は高校生の感覚に逆戻りしている現実もあります。直近に開催するスポーツ大会はクラス団結によって入学直後に目指したプロフェッショナルの道に戻す時でもあり、教職員は我が校の30年の歴史に溺れず、各自の行動規範や年齢と役職に相応しい人物となる事を持続する時でもあります。今年の干支、乙巳(きのと・み)年は、「脱皮や生まれ変わる年」であり、今年の教職員行動指針は『「質を高める」より良い教育を より高いレベルで 楽しみながら』です。教職員の各自の新年度の抱負に従った自分自身の姿を再度整え、自己の意識改革に留まらず人から評価を受ける仕事に従事している意識を持ち、自らの姿を点検する事に取り組んで欲しいと思います。
既に就職した卒業生の役立つ姿を見学し、在校生には一人一人に潜む可能性を発見し良いところを褒め、成長のステップアップに持続させましょう。数か月後、人より早い挨拶とトイレ掃除が習慣化すれば、次第に蓄積した専門知識と向上を続ける技術に注目が向き、様々な良き人との出会いに恵まれた未来の活躍へと繋がって行きます。
保護者、就職先や出身校の先生方には、こうした原点の活動から教育力の質的な向上を更に目指すわが校に、ご理解ご協力を賜ります様、よろしくお願い致します。
学校法人 爽青会
理事長 中野勘次郎